普通の国内挙式とはちょっと事情が違う、リゾート挙式の参列。
ベテラン・コーディネーターが、あらかじめ知っておきたいポイントをアドバイスします。
アドバイザー
黒川 あけみさん
ハワイで活躍するウエディング・コーディネーター。
これまで15000組の挙式をコーディネートしてきたベテランで、
リゾートウエディング参列.comのアドバイザー。
豊富な経験をもとに、リゾートウエディングの参列についてアドバイス。
一般的に、友人の場合は旅行費用を自己負担することが多く、
親族の場合は新郎新婦が負担するケースも多くなります。
ふたりの親の分だけ全額負担するというケースも。
費用負担についての不明な点は、あとでトラブルにならないよう、
招待された時点で新郎新婦に確認しておくのがおすすめです。
参列者が自分で手配するのが一般的です。
ただ、新郎新婦が費用を負担する場合は、
ふたりが旅行の手配もまとめてすることが多くなります。
また、新郎新婦の両親が親族の分を、
新郎新婦が友人の分を手配するといったケースもありますので、
新郎新婦に確認しましょう。
海外挙式に参列する際に悩むのが、ご祝儀です。
海外挙式に自己負担で出席する場合は、
参列することがお祝いとなり、ご祝儀はいりません。
新郎新婦が旅費を負担してくれた場合は、ご祝儀を渡しましょう。
その場合のご祝儀の額は、新郎新婦の負担額によって変わります。
参列者が自分で手配するのが一般的です。
当日、新郎新婦は専用車で挙式会場へ移動するため、
移動はゲストと別行動になります。
また、挙式後に別のパーティ会場へ移動することもあります。
当日のスケジュールと移動手段をふたりに確認し、
ゲスト用の交通が手配されていなければ、
あらかじめ自分で手配しておきましょう。
リゾートウエディングでは、参列者の服装は比較的カジュアルです。
ただ、カジュアルといってもTシャツやジーンズはNG。
最近では、ハワイの正装でもあるアロハシャツとムームーを着る参列者が増えています。
また、両家の服装がアンバランスにならないよう、
あらかじめ新郎新婦や出席者同士で相談しておくことをおすすめします。